このサービスの法的見解
最近、とみに注目を浴びるようになってきたクレジットカードの現金化。
2006年に行われた貸金業法の改正によって借金をしにくい、即日現金が手に入るシステムになったため、より注目されているようです。
ただ、あまり知られていないのですが、このクレジットカードの現金化は随分と前から行われていたサービスなのです。
なぜかと言うと、クレジットカードはどんな社会的な立場の人でも、大抵は持っているカードだからです。
消費者金融に縁のない人は少なくないと思いますが、クレジットカードを一枚も持っていない人は少ないはずです。
ショッピングセンターの会員カードやDVDレンタルのカードなども、多くの場合クレジット機能付きのカードが選べるようになっていて、特典も沢山付くようになっています。
それなので、油断しているとあっという間にクレジットカードが何枚も財布に・・・なんてこともありますよね。
ポイント制度などを活用するとお得な場合も多いので、現金払いよりもクレジット払いのほうが多いという人もいるでしょう。
こうした背景から、現金化の発想が生まれたわけです。
このサービスは、恐らく6年から7年前くらいからチラホラ見らていたと思います。
このころは、雑誌やスポーツ誌にひっそりと広告を出しているだけだったので、ちょっと怪しい商売なのでは・・・と感じたものです。
ところが、今や堂々と多くの業者がクレジットの現金化を謳い、その旨をきっちりと広告に記載しています。
クレジットカードの現金化は一躍、真っ当なサービスと認知され始めたのです。
最初の、何となく歯切れの悪い広告を出していたころは、実は非合法のサービスなのでは・・・と思っていましたが、これほどはっきりとサービスを謳っているからには、合法的な商売なんですね。
非合法だったら、これほど堂々と広告を打つことができませんからね。
それでも一応、きっちりとこのサービスの法的見解を調べてみました。
すると、やっぱり違法とは言えないとのことでした。
結局、信用に基づいて発行されているクレジットカードを妥当な範囲で使用している限り、法律で取り締まることは出来ませんし、民事不介入の立場からもとやかく言う筋合いないとのことでした。
ノウハウ変遷史
6、7年前からチラホラ広告が見られるようになってきたクレジットカードのショッピング枠換金。
実は、こうした業者が登場するずっと前から、小規模ではあるもののクレジットカードの現金化は行われていました。
その舞台は夜の街。
いわゆるスナックやクラブなどで行われていました。
こうした比較的高額な飲み代がやり取りされる場所には、クレジットカードの決済用端末(キャット)が設置されています。
現金を大量に持ち歩く必要がなくなるので重宝されたわけです。
こうした高級な飲み屋さんは、個人経営でやりくりしている所が殆どなので、代金の請求も経営者がかなりの自由を持っています。
場所柄、きちんとしたメニューが置いてあるわけでもありませんから、高い安いも経営者次第という傾向があったわけです。
これが現金化に大きく関係してきます。
あるお客さんが、比較的安い水割りを数杯飲んだとします。
当然、請求は安いはずですが、このお客さんは請求を3万円くらいにして欲しいと申し出ます。
これくらいの飲み代はクラブでは普通ですから、カード会社も全く不審に思いません。
カード決済が行われ、3万円から実際の飲み代と若干の手数料を差し引いた金額が、お店からお客の側に支払われるのです。
これが元祖クレジットの現金化で、かなり広範囲に行われていたようです。
お店側は、カード会社から代金が支払われますから、何も損する事はありません。
お客側も、別に詐欺を働いたわけでもなんでもなく、現金を手にして後日カード会社に請求金額を支払うというだけの話です。
誰も損するわけでもなく、現金化は行われていたのです。
このようにして産声をあげたクレジットカードの現金化ですが、現在でも基本的な現金化の考え方は同じです。
ただ、本業として扱う業者が増えてきたので、現金化する金額も大きくなり、こうした飲み屋でのちょっとした現金化というのは行われなくなってきたといいます。
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